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もんどりうって一回転
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い、一体なんだったんだ?
なんだか飲む気も失せて、早々に部屋に帰ってしまった。
飲みそびれたビールをほぼ空に近い冷蔵庫に入れる。
「あれは…告白?」
好きってそういうことなのか?
いやいやいやいや。
なんで俺に告白。
同級生にもっとピチピチの若い子居るだろ?!
いや、その前に俺、男だし。
ていうか、好かれる理由がさっぱり分からない。
ぴーーー。
開けっぱなしにしていた冷蔵庫が警告音を鳴らす。
慌てて冷蔵庫をしめる。
いかんいかん、考え込んでしまってた。
しかし。
いくら考えても数ヶ月前にあの公園で会ったのが最初だよな。
何か、俺と諒太君との間に接点があるのだろうか?
無い記憶を探っても、何もでてこない。
んー。
わっかんない。
けど、何だかあの公園に行けばまた会える気がして。
キスされた事を思い出して俺は口元を押さえてベッドの上をごろごろと転がった。
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