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「あ、くっ…でそう。」
まさか、若者より早くいきそうになるとは。
俺、ふがいない。
「諒太君は?」
「お、俺もっ……出していいの?」
「いいよ。一緒に……。」
「んっ……。」
強めに扱くと、ほとんど同時にイったようだ。
ふぅ。
危ない。
なんとか年上の面子は保てたようだ。
「はー。」
諒太君が大きなため息を吐く。
「不満かい?」
くすりと笑って問いかける。
「そう、じゃないけど。でも、ちょっと期待した。」
手を握られる。
「でも、ごめん。俺、かっこ悪かった。隆臣に大人って認められるまで我慢する。」
じっと目を見つめられて恥ずかしくなる。
「う、うん。頑張って。」
「ね、もうちょっとここ居ていい?隆臣の部屋、初めて入ったし。」
「いいよ。」
それから二人でまったりと映画など見たり、ソファでくつろいだりして、遅くならないうちに家に帰した。
こんな風にいつでも会えるといいんだけど。
それでも彼は未成年だから。
親御さんが心配するよね。
こんなどこの馬の骨ともわからない男の部屋に入り浸るのよくない。
早く。
早く、大人にならないかなー。
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