アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
はじめに
-
大学に入って初めてできた友達が陸斗だった。
コミュ力に欠ける僕は、親友とも大学は離れて、
周りがどんどんグループを作っていく中、
ぽつんと残ってしまっていた。
そこに、講義でたまたま隣の席になったことをきっかけに
陸斗が話しかけてきてくれた。
趣味も似てたしすぐに仲良くなって、今は大学ではほとんど一緒に過ごしてる。
毎日何気ない会話で僕を笑わしてくれる。元気にしてくれ
る。陸斗の笑顔は人を幸せにするんだ。
最初は人見知りで話すのが遅かった僕でも
僕のペースに合わせて話してくれた。
だから今は緊張することなくスムーズに会話ができるようになった
そんな彼の笑顔を見るたび、優しくされるたびに
なんとなく心がチクチクするようになったのは1回生の夏
最初は戸惑った。だってこれは今まで恋する時になってた
現象だったから。憧れから来るものかと思ったけど、
やっぱりそうじゃない。僕は陸斗が好きなんだ。。
僕は男で、陸斗も男…
どうしよう。
ばれたくない、この気持ち。同性が好きなんて…
こんな僕に恋愛感情を持たれてるなんて、
迷惑に決まってるのに
絶対ばれないようにしないと。友達でもいられなくなる
君を失いたくない。。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 52