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空港に降り立っただけで、温度が違うことが分かった。
「ついに、来たね」
沖縄。
一度は星路君と遠くに旅行してみたかった。
ホテルの部屋に着くと、窓の向こうに青い海が見えた。
「すごい!行ってみようよ」
濡れてもいい服に着替えて、ビーチへと向かう。
さらさらとした砂が足を進める度に付いていく。
それが波打ち際まで来るとしっとりとしてきて…
「星路君!」
久しぶりの海に解放感がさらに高まり彼に絡む。
足で水を掛け合ったり、服の限界まで沈めようとしたり、砂浜で遊んだり
急に決まった旅行だったから、しっかりと計画は練っていなかったから気の済むまでビーチを堪能した。
そしたら急にお腹が減ってきて、少し早いけどホテルの近くの居酒屋に向かう。
ついつい楽しくてお酒が進んでしまう。
海ブドウってこんな味なんだ。知らなかった。
「星路君、あのね」
「ん?」
見慣れた化粧をした顔。
海の後のメイク直しもばっちりだ。
「僕、星路君と出会えて良かったよ」
「俺も」
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