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「えぇぇぇぇ! 」
帰ってきた竜さんに岡田次長との約束の話をしたら大袈裟に驚かれた。
「あれ?そうなんですか?まぁ僕もびっくりしましたけど、社会人てコミュニケーションとか飲ミニケーションとかって言いませんでした?うちの父親だけかなぁ。」
「かなくん、飲ミニケーションは今時ではないかもね‥‥しかもまだランチだしね。ランチってことじゃなくて岡田次長が誘ったってことに驚いているんだ。
岡田次長はできる人だしコミュニケーション能力も高いけど、何処と無く人と壁があるっていうか冷たいというか‥まぁ企業営業部で成り上がっていくにはそうじゃないと難しいんだろうけど。
と、とにかくすごいよ!」
そうなんだ‥。
「でも気になる噂もあるんだよなぁ。岡田次長、あんなに素敵なのに独身だろ。彼女の話も聞かないしゲイじゃないのかって誰かが。かなくん、可愛いから手出されちゃったりして。ははっ。」
「やめてくださいよ‥。僕これでも男です。そりゃ受付嬢に配属されちゃったけど‥でも学生時代には恋愛なんかもしてきて‥。」
「へぇ、彼女いたことあるんだ。」
「彼女は‥いなかったですけど‥。」
「はははっ。なんだっ。片思いか。まぁランチ楽しんでこいよ。俺はあんまり偏見ないんだよね。」
「だから違いますってばっ。」
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