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昼休憩の時間になり、僕は何故かドキドキしてきた。もうっ、竜さんが変なこと言うから!
あっ、岡田次長きた。誰かと一緒だ‥。
ハッキリした顔立ちの背が高い女性。うわぁぁ、僕より背が高い‥‥‥。
「やぁ。待たせちゃったかな。ごめんね。彼女は俺の秘書なんだ。黒枝(くろえだ)さんだよ。」
「新しい受付嬢の美波さんですね。人事から伺っております。岡田次長のことで何かありましたら私に連絡を。」
「はい‥かしこまりました。」
「黒枝くん。ランチにでるから急な呼び出しはいれないでくれよ。じゃあ。」
和食屋やさんへと向かう道、岡田次長は僕を道の内側へ誘導して車道側を歩いてくれた。
ぽぉ〜‥‥‥‥‥
さり気ないエスコートすごっ。大人の男性だなぁ。って見惚れてる場合じゃないよ僕っ‥‥‥。
「着いたよ。」
好き嫌いがあるかだけ聞かれた後、ランチは岡田次長が決めてお勧めのカキフライ定食を頼んでくれた。
「さて。これでゆっくり話ができるね。」
「はっ、はい!」
「ははっ。可愛いね。なに緊張してるの?
俺の噂話でも聞いた?」
「それは‥えっと‥‥‥。」
「平気さ。本当のことだからね。」
「えっ?!」
「そういう人たちに嫌悪感ある?」
「正直あんまりない方だと思います‥。」
「うん、あんまり?」
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