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翌日研修の時間になり応接室に向かうとすでに青森次長は席にかけていた。
「お、お待たせいたしましたっ。」
「美波くん、スカーフが崩れて来てるよ。身なり、ちゃんとして。」
「はいっ、すみ‥申し訳ありません。」
***
青森次長は受付嬢としての心得や、クレーマー対策、飛び込み営業の方への対応を次々と説明していった。
僕は教えてもらうことを必死でメモにとる。
「ほら、メモとるときも顔上げて。下向いて作業するのが癖になるぞ。」
ぐいっ‥!顎を引き上げられた。
はっ‥青森次長のつり目がすぐそこにあった。
「あっ、はいっ、僕っ‥‥」
「まぁいい。以後気をつけるように。」
研修は淡々と進む。
「今日はここまででいいよ。必要があると判断したらまた研修に呼ぶ。」
「あっ‥ありがとうございましたっ。」
終わったぁ‥‥‥ほっとして微笑む。
部屋の出口に向かう途中、青森次長は要の腰に手を回して来た。
えっ‥‥なんだろ‥‥
手が下に下がる。お尻をするりと撫でられた。
ひっ‥‥あぁ‥ なに‥‥
「じゃあ、受付業務に戻ってくれ。私も部署へ戻る。」
今のなんだったの‥
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