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お酒は樹さんが買っておいてくれたようで、ビールを出してくれた。
樹さん、ワインとかじゃないんだ。良かった‥僕強いお酒飲めないし。
「要はシャンディガフにする?」
「えー?それなんですか?」
「ジンジャーエールでビールを割るんだ。飲みやすいと思うよ。」
「えっ、それ美味しそう!お願いしますっ。」
***
「「乾杯!」」
「ん〜!!!シャンディガフって美味しいんですねぇ。いくらでも飲めそう!」
「おいおい、気をつけろよ。飲みやすいからって飲んでたら酔うぞ。」
「酔ってもいいですっ。だって自分の‥‥‥‥‥家だから。」
「‥‥‥‥‥。まいったな。絆されそうだ‥。きみ、毎日一緒にいるんだからそういう発言は気をつけないと俺が自制できなくなるぞ。」
「見てみたいです‥そんな樹さんも‥。」
「まぁいい。ほら、何か食べながら飲まないと酔うから。」
樹さんの作ってくれた枝豆のペペロンチーノはとても美味しかった。
お酒も美味しくて何度もおかわりしてしまう。
「樹さんっ!おかわりくらはいっ!」
要は、へら〜と笑い、今にもテーブルに突っ伏しそうになってる。
「もう止めとけ。な。明日は仕事だろ。」
「えー。僕、まだだいじょぶだったのにぃ〜。でも眠くなってきたったかもぉ〜。」
「口が回ってないぞ。寝る前に風呂はいれ。今日はシャワーでもいいから。」
「え〜!寝るんですかぁ?」
「はぁ‥いま眠いってきみが言ったんだろ。よし、風呂場まで引っ張って行ってやる。来い。」
グイッと腕をひかれる。
僕は樹さんの腕の中に抱き込められた。
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