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そして約束の金曜日が来てしまった。
樹さんは取引先との接待があるそうで、今日は帰宅が遅くなるそうだ。
樹さんが帰宅するまでには絶対に帰らないと‥。
嘘をつくと決めたからには突き通さないと‥。
***
呼び出されたのは会社から離れたラブホテルだった。
ラブホテルなんて‥‥‥‥来たことない。もし来るとしたら初めては樹さんが良かったな‥‥。
ネオンの光るいかにも如何わしいホテルへ要は入っていく。
先に入っているらしい青森次長が居る部屋へ向かう。
こ、こわい‥‥‥‥このドアを開けたら僕‥僕は青森次長に抱かれるんだ‥‥‥‥。
はっ‥はぁ‥‥
緊張から呼吸が乱れそうになるが、樹さんを守る為と心に決めてしまっている要は気持ちでどうにか持ちこたえた。
トントントンッ‥
ガチャ‥‥‥‥
「待っていたよ。」
いやらしい顔つきで笑う青森次長がバスローブ姿で待っていた。
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