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帰宅するなり、要からキスを求めた。
「もっと‥‥もっとして下さい‥‥。」
チュ‥‥‥‥チュッ‥‥‥‥‥
「シャワー浴びてくるから待ってて。」
「いやっ‥行かないで。」
子供のように駄々を捏ね‥恥ずかしいけど、離れるのが不安に感じて引き留めてしまう。
「おいで。一緒に浴びよう。」
もつれ合うようにキスを繰り返しながらシャワーを浴びて、ベッドへ運ばれる。
「要‥酔ってるのか‥?」
「ううん‥酔ってない‥けど無性に樹さんの肌が恋しくて‥お願い‥‥抱いて‥。今日は‥‥‥‥何も考えられなくなる位、酷くしてほしい‥‥。」
「駄目だよ‥今日は優しく抱いてやりたい。何を考えているのか分からないけど‥何からでも俺が守ってやる。」
「樹さん‥‥。僕ね‥‥‥‥‥‥。」
樹さんにならと思っていたのに言葉が出てこない。
「いい。今はいい。急かさないから。ずっと側にいるから。」
樹さんは要の首筋に優しくキスを落としていく。
あぁ‥‥どうかもし神様がいるなら、樹さんだけは僕のそばからいなくなりませんように‥。
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