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〜雷牙side〜
今日は明日のプレゼンテーションの準備でいつもより遅くに大学を出た。
今日は俺たちが出会った日。
流鬼は覚えてるのかな?
あの日出会えてよかった。
今でもそう思ってしまう。
流鬼が俺の目を見て初めて綺麗って言ってくれた。
家の少し手前の道
部屋に電気がついていた。
流鬼が帰ってる?
最近の流鬼は深夜じゃないと帰ってこない日が多かったから嬉しかった。
でも、現実は甘くないってことを思い知った。
玄関を開けてリビングに行く。
流鬼の部屋、電気がついてる。
一緒にご飯を食べたくて声をかけようとしたけどやめた。
「・・・ンアッ!
流鬼のぉ、きもちいよぉぉ・・・」
流鬼って言った?
なんで?
だって俺もいるんだよ?
もう、出て行けってことか・・・。
わかったよ。
流鬼、お前のそばにいれて嬉しかった。
部屋に戻って俺は貴重品や服を適当にカバンに放り込む。
リビングにいつ渡そうか悩んだもののあげられなかった手紙と合鍵を机に置いて、
部屋を出た
愛してたよ。
流鬼。。。
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