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〜流鬼side〜
手紙を読んで泣いてしまった。
雷牙はこんなに俺のことを好きでいてくれたのに、俺は何をした。
何をしてあげられた?
こうなったのは全部俺のせいなのに雷牙は手紙で謝ってばかりだった。
最後の方は手が震えていたのだろうか字が震えてる。
紙のはしには涙の跡か、濡れて少しよろれていた。
泣きながらこの手紙を書いたのか?
ごめん・・・ごめん・・・ごめんな・・・
今すぐ会って話をしないと!
車のキーと雷牙と俺の鍵を持って家を飛び出す。
雷牙、
謝らないといけないのは俺の方なんだ。
お前は何も悪くない。
お前が必要ない奴なんて思ったこともない。
大事なんだ。
浮気をするくらい。
今度は俺に謝らせてよ。
土下座でもなんでもする。
今度こそ大事にするから・・・
もう一度、側にいてよ
車を走らせながらあるところに向かった。
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