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〜流鬼side〜
朝から雷輝さんがきたせいで雷牙とゆっくりできなかったことに俺は少し憂鬱な気分になっていた。
せっかく今日は雷牙も俺も講義がなくゆっくりできる日だと思っていたのに・・・
そんなことに気にもしない雷牙は今、一生懸命朝ごはんを作っている。
雷輝さんはそれを満面の笑みで見守っているためイチャイチャできない。
なんだか、雷輝さんと2人で座るのは少し気が引けてしまうので洗面所で顔を洗いに行った。
「流鬼〜、できたよ?」
雷牙の声がして後ろを振り向くと、ヘプロン姿のままドアの陰からぴょこっと現れた。
「あぁ、わかった」
俺が返事をするとそのまままたキッチンに走り去ってしまった。
こうやってまったりする時間がまた来るなんて思わなかったからドキドキする。
でも今日は雷輝さんもいるから少し抑えていこうと心に誓った。
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