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〜流鬼side〜
顔を洗い終わってからキッチンに向かうと雷輝さんが慌ただしくキッチンのドアを開けた。
「ど、どうしたんですか?」
「…会社から至急の仕事が入った。」
すっごく嫌な顔をしながら[秘書]と書いてある携帯を俺に見せてきた。
「俺はもう行くけど、ちょっとでも雷牙とイチャイチャしてみろよ?
てめぇを東京湾に力ずくで沈めてやる。」
「………はぃ………。」
こっっっっっわ。!!!???
雷輝さん、やっぱり会社員よりヤクザの方があっていると思います・・・。
「雷にぃ〜!?、流鬼〜!?
早く食べよう?」
後ろのドアから雷牙のかわいい声が聞こえてくる。
「雷牙、悪いが今すぐに会社に行かなくてはいけなくなってしまった。
俺の分は冷凍でもしておいてくれ。」
雷輝さんは、またも一瞬で殺気を消し雷牙に話しかけた
ていうか、また来るのかい、この人は。
「えーー、冷凍ってことはまた来るの?
お弁当に入れて持って帰る?」
「なんだよ?
雷牙はここに今日も泊まるのか?」
「どっ、どうしょうか、悩んでるんだよ…」
チラッと俺の方を見ながら答える雷牙がかわいい。
「……はぁー、
わかったよ。
じゃあ、朝ごはんは弁当か何かに入れてくれるか?」
「うん!
急いで入れるね!」
パタパタと急ぎ足でキッチンに戻って行く雷牙とかかってきた電話に出ている雷輝さん。
俺はどうしょうかと悩んで自分の椅子に座る。
「流鬼、雷牙。俺はもう行かないと、」
雷輝さんが急いで玄関に行く。
家の前には大きな車が止まっていた。
「雷にぃ待って!
これ、お弁当。
よかったら朝ごはんでサンドイッチ食べてね。
急いで作ったからちょっと崩れたけど、よかったら秘書さんにもあげてね!」
お弁当袋とサンドイッチ用の袋に入った袋を玄関で渡す。
「ありがとう、
それじゃぁ言って来るな。
何かあったらいつでも電話しろよ?
行ってきます。」ニコッ
雷牙の頭を撫でながら俺に挑発的な顔をする雷輝さん。
「うん!
いってらっしゃい!!」ニッコリ!!
パタンとしまったドアを少しみつめ、雷牙を抱きしめた。
「えっ!!
ど、どうしたの流鬼!?」
状況がわからない雷牙に少し深いキスをする。
「んっ…、あ、はぁん…、、んっ、、、
あっ、ど、、したの?」
とろ〜んとした目で俺を見る雷牙の色気がやばくてエロい気分になる。
てか、色気やばすぎる!!
「…朝キスできなかったから、いました。
さ、朝ごはん食べようぜ?」
出来るだけ爽やかにそう言ってキッチンに戻った。
このまま雷牙といると絶対エッチなことしてしまう自信がある!!
「う、うん」
雷牙もすぐさま小走りでキッチンに戻ってきた。
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