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22 散歩とピアス
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「じゃ田中いってくるね」
「田中さんいってきまーす」
「気をつけて行ってらっしゃいませ」
俺らは田中さんに挨拶をして外に出た
凄い...雪だ!!!!!
「快!!雪だよ!!いつの間に〜!!」
思った以上に季節は進んでいて本当に数ヶ月家の中に監禁されてたんだとわかる
快付けてくれたマフラーのお陰で寒くないし、気持ちはハイテンションMAX!!
まぁ雪は積もってはないけどね…
「蘭夢単純すぎ、転けるよ」
「だってさ〜俺ね、雪は見たことあるけど誰かと雪見たことないんだもん」
「って事は俺と見れて幸せってことでとらえていいのね」
「はぁー自意識過剰な!」
なんか楽しい本当に
誰かと何かをしたり誰かと何かを見ることはこんなにも楽しいんだな〜ってまた快に勉強させてもらった
はしゃぐ中、ペットショップがあった
「快見ろよ!この犬、快に似てる!」
「は?殺すぞ!」
「う、嘘だよ」
犬もこんなに狭いところに閉じ込められて可哀想
なーんてね
「蘭夢なんか欲しい物ある?」
「えーないよ」
今、大きい店に入って買い物中
「蘭夢こっち来て」
そう言われ腕を引っ張られながら行くと、ダイヤとかそこらへんの店に連れられた
「蘭夢クリスマスだし何かプレゼントさせて?」
「いや!そんな事しなくていいから!こんなの高いし」
「こんなのとか良くない?」
いいと言ったものを見ると大人びた綺麗なピアス
「俺耳に穴開けてないし」
「開ければいいじゃん、よし購入してくる」
えーぇ!なんで買うんだよ...
俺穴あけたくないよ
「ほら買ってきた、どーぞ」
どーぞってそんな高いもの貰っちゃっていいのか...
でもこれも快の気持ちでもあるだろうし...貰っておくか...
「あーもう帰っちゃうのかー」
「また今度外にだしてあげるよ」
本当に楽しかった
俺も自然と逃げる気にならなかったし
「蘭夢お疲れ様、休んでて」
無事家に着くといつもの部屋に戻される
なんか悲しいかも...なんてね
マフラーを外し、厚めのパーカを脱ぎベットに座るって快を待つ
「蘭夢、穴あけよう」
えっ、本当に開けるの...
やだよ...
「お、俺はいい、開けなくていい」
「何?俺と開けるの嫌だってこと?」
「いや違くて、、「じゃ開けるよー」」
そう言うと快は暴れる俺を押さえて耳に触れた
「ここら辺に開けるよー1、2、3」
ピアッサーがバチンと音を立てると耳に痛みが走った
「い、ったぁ、、」
「お、綺麗に開けれた」
耳タブがジンジンと厚くなる事がわかる
「はい、次に蘭夢が俺の耳に穴開けて」
「無理だろ!失敗したら責任とれない!」
「大丈夫だから、ほら、こうやって」
快がピアッサーを耳タブに自分でセッティングし、後は押すだけ、と言われる
「ほら早く」
「なにかあっても知らないからな!」
バチンとピアッサーがいうと快は目を強く瞑った
「よしこれで一緒だね」
「あーはい。そーですねー」
あーー開けちゃった...
「ご飯持ってくるからまってて」
快は部屋から出ていった
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