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44 記憶
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なんか隣で寝ている
クソ重い
寝相悪いし
「おい、起きろ〜快の足が俺の腹に乗ってて重いんだよ!!」
そんな事言っても起きることは無くて、俺がベッドから降りようとすると快に抱きしめられた
「風邪治るの早くない?」
「はぁ?風邪なんて引いてねーよ」
「昨日の事覚えてないの?40度近くもあったし、お粥あげたんだけど...覚えてない?」
何言ってんだか
俺は昨日、快が学校に行ってからずっと寝てただけだし
「俺、風邪ひいたことねぇーから」
「あ...ダメだ。風邪引いたこと無いんじゃなくてあまりに辛すぎて忘れてるだけだ...全く呆れるよ」
「お前大丈夫か?」
快は朝から意味のわからない事ばかり言ってる
快が風邪ひいてるんじゃね?
「あ〜昨日の蘭夢可愛かった、ふふッ」
「あのさぁきめーから」
笑を浮かべた快はすぐさまベッドから降りて学校へ行く準備をしている
「快今日も学校?」
「もちろん」
日中1人は暇なんだよな...
少し寂しいし
「やっぱり休もう」
「ばか。行け」
「無理。だって俺昨日の沢山我慢したんだよ?」
我慢?沢山?
なにが?
どうして?
すると快はベッドへ蘭夢を押し倒した
「昨日はキスだけで我慢した俺を褒めてよ」
「我慢って何がっ...んんッ...か、い...」
今日もあいからわず強引に攻めてくる快は
進めてくる手を急に止めた
「蘭夢、俺の前で1人でヤッて」
急な事を言われ思考が止まる
そんな事死んでもしたくない
「1人でちゃんと出来たらご褒美あげるよ」
無理だ
出来っこない
好きなやつの前で出来るわけがない
「嫌」
それだけ言ってベッドに潜り込んだ
「外出させてあげるよ。もちろん俺と一緒だけどね」
外へ行きたい気持ちとやりたくない気持ちが交互する
出来たら外へ出してくれる
やらなかったら一生このまま檻の中にいるような生活を過ごさないといけない
「わ、わかった...」
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