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57 ※波多野龍一 (蘭夢の父親) side
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「蘭夢の具合はどうだ??」
人を売ることを仕事として雇わせてる男に電話をする
芸能界で活躍している波多野龍一は不倫報道で有名になったとある女優と結婚し、子供も授かり幸せにくらしている
結婚するまえに生まれたのが蘭夢であり未だに隠し子として一切報道されることは無かった
産まれてからは産みの親の手で育てることなく、マネージャーに子育てを頼み、小学校に上がると金だけを置いて蘭夢1人だけで生活をさせていた
そこから、中学校にあがった蘭夢の顔を見ることなく、金も通帳に入金してあるので問題ないと思いそれ以降、蘭夢は生きていないものとしてきた
しかし、どこかでいつかはバレるのでは無いかと恐れた龍一は今回、金で男達を雇い蘭夢を売り、外に出れないよう監禁しておくよう命令していたのだ
『いや〜この間、波多野さんの話したら自分がどれだけ邪魔者で迷惑になっているのか自覚したのか何かで、客を付けても反応全然しなくて..おかげで客減りましたよ?あまりに反応しないもんだから客怒っちゃって、、蘭夢くんめちゃくちゃ殴れて大変ですよ!』
まだまだだ
蘭夢にはたくさん苦しんで貰わないと
いっそのこと殺してくれても構わないが、金になる間は死ぬまで働かせる必要がある
こっちにだって生活がかかってるし
くだらない事で騒ぎになんてなったら、今の生活がすべて壊れる
「早速明日にでも顔出してみる」
『あ、蘭夢くんめっちゃ嫌がってます』
「あぁ?」
まぁ当然か
こんな事をさせてるのは実の父親なんだからな
『なんでもするからって、お願いだからって頭下げながら言ってくるんすよ?前まであんな反抗的だったのにも関わらず、波多野さんの話をしてたらケロッと変わって...まるで人が壊れたかのように謝ってましたし~蘭夢くんそろそろ精神的に結構来てるとおもいますよ?』
「ふんっ。私がそこで現れたらって考えてみろ?今度こそ精神ぶっこわれるかもな」
龍一は蘭夢を監禁し、隠すということを忘れ、蘭夢が壊れることを楽しみにし、徐々に苦しめていこうなんてことを考えていた
「じゃ明日は仕事が終わり次第向かう。だが蘭夢には私が行くことを一切話すなよ?怯えた顔がみたいからな!」
男にそう告げると一方的に通話を切った
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