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「善さん……」
傷ついた体に更に負担をかける様な事はやめた方がいいと、正直のところは思った
さっき後ろに少し入れられた、と話していたからきっと痛むだろうし精神的にだってまだまだ不安定だ
だけど、善さんの縋るような声にもう頷く以外の選択肢は俺の中に無かった
「…怖かったり、痛かったら言ってくださいね。」
「……ん。分かった」
そう頷いたのを確認して白くサラサラとした肌に手を伸ばした
体ば冷たい水を浴びたせいで冷え切っていていつも冷えているのに更に冷たく感じた
「……っぁ」
乳首を摘むと甘い声を漏らす。
その瞬間、恥ずかしそうに口をふさぐ
その動作が最初に見た反応と全く同じで、つい笑ってしまう
「……笑わないで…っ」
「すみません。可愛いから」
おでこにキスを軽くしたあと、また唇に戻る。
善さんとのキスは何度しても飽きず、頭の中が幸せで満たされる、そんな感覚に陥る
「…下、触りますよ」
「……っん、……ぁ……っ」
もう既に濡れているそれを優しく手で包んでやわやわと揉む
それだけなのに顔をトロンと蕩けさせて、目には涙を浮かべる善さんが愛らしくて仕方がない
「…っん……………ん…ぁ」
「…可愛い。そのまま感じてて」
上下に早く動かせば足先でシーツで掴んで、快感を逃そうと背を仰け反らせる
それでも動かすスピードを落とすどころか早めれば限界が近いと分かるくらい体が痙攣し始める
「……一回イキますか?」
「…や………っ、……ん」
嫌だと言いながらも感じている体は、せり上がってくる衝動をもう抑えることなど出来そうもなかった
体の下で顔を赤らめて痙攣させる善さんに理性など通用しないくらい、揺さぶられていた
「……っ、……や……そ、うた」
「ん。大丈夫ですよ」
だんだんと声が細切れになってきて、艶やかな声が次から次へと脳を刺激する
荒くなる息づかいと、耐えるように閉じられた瞼
「イって…善さん」
「ん…………ぁ、………ぁっ……!」
体を張り詰めたその直ぐあと、弾けるように背中がしなり
その欲を手に出した善さんは呼吸を荒くした
「…っはぁ………っは」
「ふ、かわいい」
その上下する胸に口付けを落とせば、小さく善さんの口から声が紡がれる
「キス…して」
「………もー、勘弁してくださいよ」
可愛すぎるその願いに吸い寄せられるように唇を合わせる
そして二人の境が無くなっていく感覚になるくらい求め合った
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