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畳の部屋。真後ろには少し黒くなった押入れのドア。目の前には僕が怖くて仕方がない、顔を真っ赤にしてふらふらの足取りの叔父さん。僕に降り注ぐ怒鳴り声。ガタガタと震える体に、ボロボロと大量に溢れる涙。大声を出して助けを求めたくても出せない、口に貼られたガムテープが僕の助けを求める声を邪魔する。じんじんと熱くヒリヒリする叩かれた頬。叔父さんは、僕が泣くと頬を叩く。でも、僕を泣かせているのは叔父さんなのに。
『お前は、俺の稼いだ金で生きてられるんだからご奉仕ぐらい出来るよな?』
そう言って、ガムテープを思いっきり剥がされて、口に臭くて太くてグロテクスな物を咥えさせられる。ご奉仕なんてしたくなのに。僕だって行きたくて生きているわけじゃない。叔父さんのお金で生きられているからって、じゃあ僕に何も与えずに捨ててくれたらいいのに。何で、僕を生かすの?邪魔なんだったら、さっさと殺してよ。僕だって早く死にたい。けど、自分で死ぬのは怖いから、叔父さんが僕を殺してよ。
ボロボロのTシャツしか着させてもらえなくて、お風呂も時々しか入らせてもらえない。でも、お風呂に入る時は必ずと言っていいほど、お湯の中に顔を付けられて、おぼれさせる。ご飯なんて、弁当の残りか小さなロールパン。四つん這いになって、叔父さんのものを咥える僕。口の中にヌルヌルの液が入る。吐き気がこみ上げてくるけど、ここで吐いたらまた殴られるから。いや、今度は果物用のナイフで切られるかも。
『んっ...段々上手くなってきたな。』
ドロリと口の中に沢山の液を出された。吐きたい。けど、前に吐いたとき顔を蹴られた。凄く痛くて、鼻血が沢山出た。鼻の骨が折れたんじゃないかってぐらい。今度は、叔父さんが僕の後ろに回ってきて僕を仰向けにして僕のものを咥える。気持ち悪いのに気持ちが良くて反応したくないのに反応してしまう僕の物。それを見て、楽しそうに笑いながら僕のをまだ舐め続ける。イキそうになるとギュッと根本をキツく握られてイケなくて、叔父さんの太いものがまだ慣らしてもいない場所に、ミチミチと入れられる。痛くて痛くて、叫びそうになる僕の口を自分で押さえて、声を我慢する。全部入った頃には萎えきっている僕の。それでも、叔父さんは自分の性欲の為に腰を振って、僕にキスをする。引っ込めている僕の舌に自分の舌を絡ませたり、歯を舐めたり。何度も、何度もお腹に出されて...。叔父さんの性欲が満たされたら、終わり。
一度、家から逃げ出そうとした。でも、いつもよりも早く帰ってきた叔父さんに見つかって、怒り狂った叔父さんは僕の頭をビール瓶で殴った。体を蹴った。殴った。切った。犯された。
「...ぉ...。...っん。紫音!!」
「ッ!?...って、え?琉威君?」
「うなされてたから起こしたけど...大丈夫か?」
「ぁ...うん。」
「タオル取ってくる。」
そう言って、ベッドから出て行こうとする琉威君に抱き着いた。そんな僕を琉威君は怒らずに、もう一度、僕と向い合せになって横になる。服の袖で、僕の額の汗を拭いてくれて、ギューッて抱きしめ返してくれる。さっきのは、夢であって現実じゃないのにカタカタと体が震えて、涙が出てきて。何故か琉威君が悲しそうな顔をして僕の額に自分の額をくっつける。
「大丈夫。俺が傍にいてやるから。ちゃんと、紫音を守ってやるから安心して寝ればいい。」
「...キスッ、は?」
「沢山してやる。」
「ん...。」
濃厚なキスじゃなくて、軽いキスを何度も何度もしてくれる。琉威君は僕の精神安定剤。その言葉だけで、もう大丈夫なんだと安心させられて、キスをされてさっき見た夢が嘘かのように眠たくなった。琉威君の匂い。琉威君だけの匂い。僕は琉威君と同じシャンプーの匂い。もう、何も怖くない。
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