アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6 *
-
―――
「ちが…っ、これ、は……俺いじめられてて…っ!」
「…お前を暴行した相手か?何を打たれた?」
上手く誤魔化せたはいいものの、クスリを打たれたと思っているらしい。
「注射じゃなくて…っ、ただ、針を刺されただけ、です。耳じゃ面白くないから…って」
苦し紛れの言い訳。だけどお願い、騙されてください。もうすぐ俺はいなくなるから、それまでは…
「…お前の言葉を100%信じることは出来ない。が、それを証明する為に検査して白黒つける。…だがもし、クスリだった場合どうなるか、は覚悟しておけ」
それは大丈夫だけど。
薬物なんて欠片も関係ないから陽性反応なんて出るわけない。
ふと藤堂さんがベッドから離れ寝室を出ていく。
手を拘束されたままのこの状態で放置?!
しかも下半身は何も身に付けてないし、それどころか中心はイカせてもらえないまま勃ちっぱなしで。
このまま熱が収まるまで我慢しろということだろうか。
しばらく身悶えていると藤堂さんは戻ってきた。
安心したのも束の間、藤堂さんの後ろに大きな黒い鞄を持った豊島さんがいてヒッと息を飲む。
「豊島、さっきも言った通りだが薬物検査だ。やりやすいように勃たせてある。
竜、今からお前の尿道にカテーテルを入れ採尿し検査をする。痛いぞ?だが俺に隠し事をした仕置きだ、暴れるなよ」
藤堂さんが言い終わると同時に豊島さんが鞄を開け手袋をはめ用意をし始める。
「やっ、やだ!お願…っ。言うっ、言う、からぁっ…!!」
痛みが想像できて体は強ばり涙さえ出てくる。
言いたくなかったことだけど、それを言わされる方がまだいい。
「もう遅い。豊島、やれ」
「動くと尿道に傷がつく、動かないように」
豊島さんの左手が俺の性器を掴む。
右手に持っているのは細長い管のようなもの。
「これは医療用の尿道カテーテルなので安心を」
いや、全然安心出来ないって!!安心要素がどこにもない。
医者でもないのにそんな物使ってもいいの?!
ピトッとカテーテルの先端が尿道口へと当てられる。これから襲ってくるであろう痛みを想像し、恐怖で全身は震え次々溢れてくる涙で顔はベタベタ。
「い゛っ!あぁぁぁっ!!!や、痛…っ!痛いぃっ、あぁぁっ!!」
めちゃくちゃ痛い!!
いや痛いなんてもんじゃない、身体中に電気が走るような激痛。
泣きながら痛いと叫んでも豊島さんの手が止まることはなく、長いカテーテルが狭い尿道へと押し込まれていく。
豊島さんの手が止まった時には俺の息は絶え絶えで。それなのに、そんな俺に藤堂さんは残酷な言葉を口にする。
「挿れるだけでそんなんじゃ抜く時はお前失神するぞ。これは抜く方が痛い」
「確かに。気を失っていた方が楽なくらい。抜く時は一気に?その方が痛みも一瞬で済む」
いや、どっちにしても痛いことには変わりない。
気を失うかもしれない程の尋常じゃない痛みを一瞬で済ますか、小さな痛みを長く味わうかの2択。
小さな痛みといっても十分痛いけれど。
日常生活では絶対味わうことのないだろう強烈な痛み。
「いや、ゆっくりやれ。これは仕置きだからな。失神も出来ずに壮絶な痛みを味わえばいい。この先俺に隠し事をしようなんて思わないようにな」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 39