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「可愛い! すっごく可愛い!」
クーにぃに抱っこされて、ギューと抱き締められた。嬉しくてスリスリと頬擦りをする。
「エプロンありがとう、クーにぃ」
女の子用も男の子用も可愛いし、カッコいい。
「今度、何か作る時はそのエプロンで作ろっかー?」
このフリルたくさんの女の子用エプロンで、調理はいたたまれない。
「は・恥ずかしいから、普通の着る! でもリズや女の子が着るのはいいよね」
抱っこから降ろして貰ってクーにぃの前でくるんと回る。後ろは首と腰部分を紐で蝶々結びでくくっていて可愛い。
「フィも可愛い。たまになら着てくれる?」
お願いとクーにぃに言われた。
いつも甘えるばかりで兄達に何も返せていない。握り拳をつくって頷く。
「にぃ達が着て欲しいなら頑張る!」
エプロンを着るのに気合いが必要になる日が来るとは思わなかった。
調理する姿が今から楽しみですとリズに言われ、目線をエプロンに向ける。可愛いと言われる自分に尻尾がしょぼんとなる。
クーにぃにもエプロンを着て貰った。
「クーにぃ、カッコいい!」
「ありがとうー。院の子達もきっと喜ぶよ!」
「はい! 楽しみなの!」
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