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オタク同士で付き合ってますが恋人が可愛すぎるのでいちゃいちゃしていいですか?
俺がお前を好きになった理由-1
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《諒太目線》
入学式の日、靴箱でクラス表を見ていたら視線を感じた。
そちらに目を向けると一人の男子と目が合った。
何故か恥ずかしくなって俺は取り敢えずにこっと微笑みクラス表に目を戻した。
俺のクラスは一年B組だった。
教室へ行くと教室内はガヤガヤと騒がしく「何小出身?」と尋ねる声も聞こえた。
そんな教室の窓側の席で一人本を読んでいる少年が居た。先ほど目が合った人だ。
俺はその時、
「同じクラスか、本が好きなんだ•••」
と、本好きという共通点が有り嬉しかった。
因みに1クラスの人数は40人で
席は番号順。
俺は39番、席はその男子の前だった。
_______________________________________
入学式が終わり教室へ戻ると自己紹介があった。
番号順で俺は後ろから二番目だったので自分が言うことを直ぐには考えずみんなのを聞いていた。
タイプを言う者や趣味•特技を言う者•••etc
あっという間に俺の番が来て何も考えてなかった俺は「あ•••えーと、--小学校出身の聖敷諒太です。
趣味は読書と•••アニメ鑑賞。
三年間宜しくお願いします。」
何故か堅苦しい自己紹介になってしまったが自分が言いたいことは言えたので良いだろうと自分に言い聞かせる。
次が最後で目が合った男子だ。
「讀倉諒、--小学校出身です、趣味はゲーム。3年間宜しく。」
讀倉って言うのか•••。
後ろから聞こえた讀倉の声は凄くカッコ良かった。
今思えばこの時からもう、
諒を意識していたのかもしれない。
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