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残メンカルテット
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軽い設定のようなもの
森、宮、黛は大学2年生。伊月は大学1年生。
四人とも同じ学校に通ってます。
そして4人でルームシェアしてます。
一戸建ての大きい誰か()の別荘のような建物。
部屋は1人1人別々。
※伊月と花宮が仲良し
CP要素は強く無いですが森→月(今花、宮葉も出てきます)です
オリジナル設定盛り込んでるのでご注意ください
*
うっすらと意識が浮上してくる。
カーテンから差し込む朝日が少し部屋を明るくしていた。
時計に目をやると午前6時を指している。
うーんと伸びをして、ベッドから降り、軋む関節を動かした。
ポキポキっと気持ちのいい音がし、部屋から出ると、丁度向かいの部屋の扉も開いた。
「ふわぁ~……はよ」
向かいの部屋の扉を開けた人、宮地清志が大きくあくびをした
「でっかいあくびだなぁ、おはよう」
「るせ、昨日はみゆみゆがMCやってるバラエティ番組の撮り溜め一気に消化してたんだよ」
そう、この男はアイドルオタクなのである。
確かにみゆみゆちゃんも可愛いと思うが、流石にアイドルは彼女には出来ないからな。俺には少しわからなかったりする。
それを宮地に言うと、1時間ほどにわたってみゆみゆちゃんについて語られてしまうから、今は口をつぐむことにするが。
「そうだったのか。夜更しは体に良くないぞ?」
「あー」
適当な返事をして、洗面所に向かう宮地に俺も付いていく。
いくら広いこの家でも、流石に洗面台は1人用だ。
代わり番こに交代しながら顔を洗ったり、歯を磨いたりを済ます。
少し冷えた水で宮地の目もさっきと比べてだいぶ覚めているようだ。
「これから走りに行くのか?」
「あぁ、トレーニングを怠って女子にモテなくなるのは困るからな」
「今でも別にモテてねぇだろお前」
「うおっ!?いつからいたんだよ千尋、朝からビビらせんなよ・・・」
「安心しろ。今来たところだ」
「今日はやたら早起きだな?」
「寝てねぇからな。今帰ってきた」
顔を洗い終わり、軽く話していると、突然後ろから声がして死ぬほどびびった俺と宮地はもう何度目かもわからないやり取りをする
もう1人のルームメイト、黛千尋は影が薄いのだ。
「はぁ?朝帰り?誰と何してたんだよ」
「花宮とちょっとした話で盛り上がってな、そのまんま家にお邪魔してさっきまで花宮の部屋で本読んでた。知ってたか?隣の家に住んでるんだぞ」
「えっ」「マジか」
「俺も昨日知った」
「ん~なんですかこんな早くに」
何故か洗面所で盛り上がってた俺たちの所に、ルームメンバー唯一の後輩、伊月くんが目を擦りながらやって来た。
寝巻きにしているジャージ姿で、髪は少しくしゃっとなっていた。
いつも綺麗な髪だからこそ少し目立っているような気がする。
「おはよう伊月くん」
「おーおはよう、お前知ってたのか?」
「なんです?」
「花宮が隣の家に住んでるって」
「あぁ、知ってますよ。何回か遊びに行ってますし」
「教えろよ・・・」
「えぇ?宮地さん花宮と仲良くなりたいんですか?」
「いや、ちげーけどさ、なんかそういうのは言うだろ?普通言うだろ?」
「あ、そうだ。これ、花宮から預かったんだ。伊月に返してくれって」
「あぁ、今度会った時で良かったのに。ありがとうございます」
黛は伊月に何かの本を渡した後に、チラッとこっちを見た。
その顔は少しニヤついていて、俺の反応を楽しんでいるかのようだ。
実際あまりいい気はしないが、俺には小説だとかはよく分からない。伊月くんと花宮真がどんな話をしているのかは少々気になるが、花宮真にも相手がいるんだし、別にそこまで嫉妬しなければならないこともないさ
・・・・・と、言い聞かせている
「あっ!おい森山、そろそろ行くぞ。俺1限からだからさっさと行かねぇと遅刻する」
「えぇ、それ絶対すごくスピード上げるだろ宮地。」
時間が無いと言っているのにちゃんと走ろうとする辺り、真面目さが滲み出ている。
「走りに行くのか?」
「おう、千尋もいくか?」
「いや寝る」
「だよな」
俺の日常はこんな風に出来ている。
特に何も無いが、そんな日々が楽しくて仕方ない
*
呼び方
宮地さん→千尋、俊、森山
黛さん→宮地、伊月、森山
伊月→宮地さん、黛さん、森山さん
森山先輩→宮地、黛、伊月くん
少しややこしかったかもですね
こんな設定でちょいちょい書いていけたらいいなぁと思ってます。
気長にお付き合い頂けると嬉しいです(*´ω`*)
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