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#烏沢紘 お誕生日特別編
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※@nzが若干登場します。
※結構長め。
※媚薬描写あり。
※視点交錯。
「はぁぁ…」
僕は、目の前にある小瓶を見て、ため息をついた。
ことの発端は数時間前、作者さんがうちに来たことだ。
*
千秋くぅぅぅん!!
「あ、作者さん。」
こんにちは!!今日は紘さんの誕生日だね!!
「…はい。」
どうしたの?元気ないね?
「誕生日くらい、僕から何かしてあげられないかなと…料理もプレゼントも…あと…エッチも…」
…千秋くん。私に任せなさい。
「え?」
エッチで積極的になれるいいものをあげるよ!!!
「え…そ、それは…あの…」
はい!これ!!いい?数滴だけ飲み物に垂らして飲むんだよ?!全部飲んだりしたらダメだからね。
「え、ちょ、あ…」
*
…という感じで、この小瓶を置いて帰ってしまった。
料理の用意と、紘さんがよく使うブランドのネクタイも用意して、あとはこれを飲むだけ。
でも…紘さんは喜んでくれるのかな?
いつも紘さんに任せっきりのエッチばっかりで、紘さんが満足できてないんじゃないかって、思ってる。
ネットに書いてあった。
たまには、誘うことも大切って…
でも、僕なんかで、紘さんは喜ぶのかなぁ…
「ただいま。」
いろいろ考えているうちに、紘さんが帰ってきてしまって、僕は慌てて小瓶をしまった。
「お、おかえりなさい!」
紘さんの手にはたくさんの紙袋があって、それはきっと、いろんな人からもらったプレゼントなのだと思う。
「うん、ただいま。」
「あ、あの…これ…」
用意しておいたネクタイを渡す。
使ってもらえたら嬉しいな…
「…くれるの?」
「は、はい…お誕生日…おめでとうございます…」
「嬉しい。千秋が選んでくれたの?」
「は、はい…」
顔が熱い。
「ありがとう。大事に使うよ。」
紘さんはそう言って微笑んで、頭を撫でてくれる。
そのあと、紘さんのために作った料理を出して、僕が先にお風呂に入った。
そして今、紘さんがお風呂に入っている。
先にベットに行って待ってて、と言われた。
待ってて、って言われた日は、紘さんがシたい、って思ってる日だ。
ベットに座って、小瓶と水のコップを手にする。
なんとなく飲む決心がつかない。
そのままいろいろ考えていたら紘さんがお風呂から上がったらしく、2階にやってくる音が聞こえた。
焦った僕は、瓶から直接、薬を飲んで、あとから水を飲んだ。量は瓶の半分くらいだ。
瓶はポケットにしまう。
「おまたせ。千秋。」
入ってきた紘さんは、ものすごい色気で心臓がばくばくした。
「紘さん…」
近づいてきた紘さんを見上げたら、紘さんが妖艶に微笑んで、ゾクリと震えた。
「ん…っ…ん…ん…」
クチュクチュと音を鳴らしながらキスをされて、頭がぼーっとしてくる。
…このままじゃダメだ!今日は僕が…僕からするんだから…
「紘さんっ!」
「ん?」
「きょ、今日は…僕がします。」
緊張して目が潤む。
紘さんは少し驚いた顔をして、フッと微笑んだ。
*
「んっ、ふ…ん…」
グプ、ジュプ、と音が響く。
俺はベットの端に腰掛けて、俺のモノを咥える千秋の頭を撫でていた。
「ん…く…ふぅ…」
千秋の目が少し潤んで、顎には唾液が伝う。
正直、すごく腰にクる。
突然、千秋が自分からするといってきた時は驚いたが、ものすごく嬉しい。
興奮が抑えられない。
あくまで冷静を装っているけれど、今すぐにでも押し倒して、トロトロに溶かしたい。
「ん…ひもひいへふか…?」
「んっ…あぁ…上手だよ。」
上目遣いで見上げられると、今すぐにでも欲を爆ぜさせそうになる。
「んっ…?!」
突然、千秋がビクッと震えて、咥えていたモノを離す。
「はぁっ…はっ…ぁ…」
「千秋?大丈夫か?」
嫌なことでも思い出してしまったかと思い、声をかける。
すると千秋が俯いていた顔を上げる。
「っ…千秋…」
その瞳は潤んでいて、ものすごく煽情的だった。
「ひ、ろさん…からだ…あつい…」
「千秋…お前なにか変なもの口にしたのか?」
「さ、くしゃさん…からっ…く、すりを…」
…作者…また余計なことを…
「ぼくっ…ひろさんに…よろこんで、ほしくてっ…」
…前言撤回。今回だけは許す。
「へぇ…じゃあ、千秋の気持ち、受け取ろうかな。」
だめだ、今日は止まれない。
*
「あっ、あ、んっ、やっ、だめっ!」
僕の口からはひっきりなしに高い声が出る。
「もう指3本も入るな。」
「やっ、あ、それっ…」
「ん?これ?」
クイッと前立腺を擦られて腰が跳ねる。
「ーーーーッ!!」
「またイっちゃった?」
紘さんは唇をペロッと舐める。
その姿はものすごく妖艶で、体に電流が走るみたいにゾクゾクとした。
「千秋…もっと気持ちよくしてあげるな?」
「んっ、あ、あっ…!」
紘さんのモノが押し当てられて、ググッと中に入ってくる。
「あ、あっ、ひ、ろさんっ…」
紘さんにぎゅっとしがみつくとそのまま抱き起こされた。
「あっ、あ、アーーーーッ!」
ズンッ!と奥まで入った紘さんのモノを感じで、体がガクガクと震える。
「すごい…きゅうって締め付けてくる。」
耳元で、紘さんの低い声が聞こえる。
「っ…ひろさぁん…」
体が熱くなって、紘さんに擦り寄る。
もう頭が働いてない。
「もっと…して…?」
「っ…千秋、可愛すぎ。」
「ッアーーーッ!」
紘さんに良いところを突かれて、背中を反る。
「千秋…好きだよ。千秋にだけだから…俺がこんなになるの。」
僕で喜んでもらえるか、なんて心配
いらなかった。
そう思わせてくれる一言。
「千秋…千秋…」
「あっ、ア、あっ!あ!」
名前を呼ばれて、良いところを突かれる。
紘さんの肩に手を回して、ぎゅっとしがみつく。
そのままユサユサ揺すぶられて、体中に快感が走る。
「あっ、あ、ひろさん…ひ、ろさんっ…」
「千秋…愛してる…」
耳元で囁かれて、きゅううっと孔が締まるのがわかった。
「っく…千秋…締めすぎ…」
「ひろさん…すき…すきぃっ…」
「千秋…っ!」
名前を呼ばれて、良いところをガツガツ突かれる。
「あっ、あ、だめっ、あ!あっ!」
今日は紘さんの、スイッチ押してしまったみたい。
「あ、あっ、ひぁっ!や、イっちゃ、あっ!」
「いいよ。イって。」
「っあぁぁぁ!!」
ぎゅうっと紘さんに抱きついて、達すると、少し遅れて紘さんも達したのを中で感じる。
「あ…」
「ごめん千秋…中出しちゃった…」
「ん…紘、さんのなら…いい…です…」
僕はそのまま、意識を手放してしまった。
*
翌朝。
「おはよう、千秋。」
目を覚ましたら、紘さんが微笑んでいた。
昨日のことが少しずつ蘇ってきて、顔が熱くなる。
「あ、の…昨日のことは忘れてくださいっ…!!」
そう言って顔まで布団をかぶる。
「千秋。」
優しい声で言われて、目だけを出す。
「嬉しかったよ。俺のためにしてくれて。」
そう言って紘さんが微笑むから
小瓶の半分を、また今度使ってもいいかな、なんて
僕は思ってしまった。
紘さん、お誕生日おめでとう!!
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