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#聖川千秋 お誕生日特別編
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※紘×千秋のパロディです。
※紘が現役AV男優です。
※千秋目線です。
※紘が千秋以外とも性行為している設定ですのでご注意ください。
※長いです。
「は、初めまして…」
「おっ、君が千秋くん?」
「は、はい…」
僕は、一大決心をしてAV撮影の現場にやってきた。
素人ネコ俳優の募集をしていると聞いて、来たはいいけど…
「あっ、あぁぁぁんっ!あっ!そこぉ、きもちいいんっ!あぁっ、もっとぉぉ!」
こ、こんなに喘ぐものなの…?
友達に、AVのネコ俳優をやっている子がいて、話を聞いてみた。
彼は痛いだけでわざと喘いでたって言ってたけど、これを見る限り、ものすごく、感じている。
「あぁぁぁんっ!イっちゃ、イっちゃううううん!」
さすがに怖くなった。
痛いっていうのも怖かったけど、それは人による、とも言われていたから心配していなかった。
けど、こんな風に目の当たりにすると…
「千秋くん!君はこっちね。」
「は、はい!」
スタッフの人に呼ばれて、撮影現場から少し離れたテーブル席につく。
「えーと、経験は全くなしでいいんだよね?」
「は、はい。」
「相手男性の希望はある?」
「えっと…痛いのはちょっと…」
「なるほど…薬とか玩具とか、やりたいプレイある?」
「えっ…ふ、普通のを…」
「普通の…ふむふむ…」
なにやらメモを取りながら、その後もいろいろなことを聞かれる。
拘束や衣装についてなどなど…
本当に普通のでいいんだけど…
「ちなみになんでAVに?」
「付き合ってた彼氏に…男で処女は重いって言われて…」
友達に話してもどうにもならないし、と思っていたところにここの募集を見つけて、自分を変えるつもりでやってきた。
「あー…よくいるよ、そういう素人さん。それなら優しい人が相手がいいかな?」
「そう、ですね…できれば。」
「千秋くん可愛いし、男らしい男優選んでおくね。」
「は、はぁ…」
「えーと、1週間後に撮影で、事前に後ろの準備だけしてきてください。相手男優とはその時対面ってことで。今日はこれでおしまいです。」
「はい…ありがとうございました。」
*
「それじゃ、撮影していきますね。」
1週間後、ごく普通の服装でやってきた僕。
準備だけはしてあって、でもそれ以外はいつもと同じ。
服を脱いでるわけでも、何かしているわけでもない。
強いて言うなら座っているのが椅子じゃなくてベッドってだけ。
相手男優さんとは今日初めて会う。
少し緊張するな、なんて…
「初めまして。紘です。」
「は、初めまして…千秋です…」
やってきた男の人は、逆三角形体型で、いかにも男!って感じの人。
黒髪短髪で、ダンディな印象も受ける。
紘さんは下着しか履いてなかった。
「へぇ、可愛いね。」
なんて返していかわからなくて、おどおどしてたら、紘さんの顔が近づいてきた。
「ん…」
優しくキスされて、肩を抱き寄せられる。
上に着ていたジャケットは脱がされて、ベッドに押し倒された。
「ん、んんっ…」
キスだけなのに、声が漏れちゃって、頭がぼーっとしてきた。
服をまくられて、胸を揉まれる。
お、男でも胸触るんだ…
「ピンク色…全然使ってないんだね。」
「…っ…初めて、だから…」
「可愛い。」
チュッて額にキスされて、心臓がバクバクいう。
こんなに、ドキドキするものなんだ…
紘さんは、多分、ものすごくうまくて、胸とかアレとかを触りながらどんどん行為は進んでいった。
ローションを垂らされて、軽く後ろを慣らされる。
自分じゃないみたいに、頭がぼーってして、ふわふわする。
「んっ、あ…あっ…」
「ここがいい?」
「あっ!」
高い声を上げたら、紘さんが笑う。
なんだか、ものすごく妖艶…
「挿れるよ。」
「あっ、あ…!」
ググッ、と奥に進んでくるソレは、熱くて、硬くて、指なんかと比べ物にならない。
必死に紘さんにしがみついて、なんとかそれをやり過ごす。
ゆっくり紘さんが腰を動かして、その度に下半身に甘い痺れが広がる。
「ふぁっ、あっ、あ、あっ!」
女の子みたいな声をあげて、僕は震えるしかなくて、恥ずかしくて、でも気持ちよくて、よくわからない。
「気持ちいい?」
「あっ、きもち、い…あ、あぁっ…」
ぼーっとして、紘さんをじっと見つめると、紘さんが唇を重ねてくる。
「はん、ふ…ん…ぅ、うぅ…ん…」
キスをしている間も、じわじわ責められて、僕は紘さんの肩にしがみついた。
「っん、あぁっ、あ、ア!」
急に、ビリビリした快感が襲ってきて、背中をのけぞった。
「ここがいいんだ。」
「やっ、あ!だめ、だめっ、あぁっ!」
「気持ちいい?」
「あっ、あぁっ、きも、きもちぃ、あっ、あ!」
ぎゅっと紘さんに抱きつくと、紘さんも抱きしめ返してくれて、無性に安心した。
「あっ、あ、あっ…あ、あぁっ、い、イきそ…」
前も後ろも責められて、急速に射精感に襲われる。
「イきそう?いいよ。」
「あっ、あぁっ、あっ、あ、イく、イくっ…」
ビク、って体が跳ねて、快感が全身に広がる。
「俺も出すね。」
「ひっ、あ、あっ!あぁっ、あっ、あぁっ!」
「ん、イく…!」
きゅっ、と眉が寄って、ものすごく色っぽい顔で、紘さんも達した。
そのままぼーっとしてたら撮影は終了して、僕は控え室に戻った。
*
「今日はお疲れ様。」
紘さんがわざわざ控え室に顔を出してくれた。
「あっ!お疲れ様でした…」
「痛くなかった?」
「はい…」
痛いどころか、むしろ気持ちよくて驚いた。
紘さんはやっぱり、優しくてうまいんだと思う。
「俺も久しぶりに相性良かったよ。素人さんなのに無理させてごめんね。」
無理なんて少しもしてないのに、気遣ってくれて、本当に優しい。
「あ、あの!」
「ん?」
「ま、また…抱いて、もらえませんか…」
「撮影で?」
「え、えっと、ぷ、プライベートで…お金は、払いますから!」
な、何言ってんの僕?!
つい口から出ちゃったけど、僕バカじゃないの?!会ったばかりの人にそんなこと…
「そ、その…紘さん、優しいし…痛くなかったし…き、気持ちよかったので…」
紘さんは目をまん丸にして、ものすごく驚いた顔をしている。
そりゃ、そうだよね…
「俺、AV男優だよ?」
「は、はい…」
「他にもいろんな男抱くのに、嫌じゃないの?」
「そ、それは仕事ですよね…あっ、でも彼氏さんとかいるなら…」
「いないけど…」
「それなら、プライベートは僕だけ…なんて…」
恥ずかしすぎて俯く。
僕本当に、何言ってんだろう。
「…はぁぁぁ…」
盛大なため息。
呆れられちゃったかな…
「ちょっと君さ、可愛すぎるな。よく今まで無事でいたな。」
「え?」
「僕だけ、ってそれ、恋人になりたいって意味?」
「えっ?!」
そんなつもりで言ったわけじゃない。
いやでもセフレとかのつもりでもなかったし…
あれ?僕、恋人になりたかったの?
「俺、恋人には結構執着するよ?」
グッと距離を縮められて、ふっ、と微笑まれる。
ど、ドキドキする…
ひ、一目惚れって、こんな感じ、なのかな…
「千秋、覚悟しとけよ。」
チュッ、て首筋に吸い付かれて、赤い痕を残される。
わわっ…恥ずかしい…
「俺、この後も仕事だから…今晩、ここに電話して。」
そう言って渡されたのは、紘さんの携帯の番号で。
僕たちが、体から始まった関係だけど、心もお互い虜になって、紘さんからプロポーズを受けたり
紘さんはものすごくSだったことを僕が知るのは
もう少し先のこと。
千秋くん、1日遅れだけどお誕生日おめでとう〜!!
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