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#テレセク
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「はぁ?ここでそんなことできるわけないだろ。」
ナンパの話をしたら、成宮が急に不機嫌になった。
そして、罰のためにテレフォンセックスをしろと言い始めたのだ。
『傑様、今回はあなたに非があると思いますが?私は傑様に、自分の身を大事になさるよう、申し上げたはずです。それを破ったのですから…お仕置きは当然でしょう?』
「成宮、お前調子乗んなよ。」
確かに突っ込んでいった俺も悪いけど、じゃあ恋たちに行かせたら解決してたかって言われたらそれも違う。
『…傑。』
…やばい。
成宮が、執事モードから恋人モードになった。
『俺が優しく言ってるうちにやっとかないと後悔するぞ?他にも罰を考えてやろうか?』
「なっ…本当ふざけんなお前。」
カァッと顔に熱が集まる。
くっそ、無駄に色っぽい声出すなよばか。
『それなら、できるよなぁ?テレフォンセックス。』
「っ…わかった!やればいいんだろ、やれば!」
つい、他の罰が嫌で、そう言ってしまう。
しまった、と思った時にはもう遅い。
『いい子だ。まずは好きなように触ってごらん。』
くそ…もうどうにでもなれ!
投げやりな気持ちで、俺は着ていた浴衣に手を突っ込んで、下半身に手をやる。
当然そこはまだ萎えている。
『ちゃんと声出せよ。』
「っ…うるさっ、い…黙れ。」
『へぇ…随分な口の利き方だな?ほら、弱いところ、わかってるだろ?』
「んっ、ふ…ぅ…だから、うるさいっ…!」
成宮の声に、ちょっと興奮したとか、言えない。
『ほら、もうトロトロ。』
「や、っ…あ…」
電話越しなのに、なぜか本当に成宮に見られて、触られてる気がしてくる。
それに、成宮の言う通り、俺のモノはすでに先走りを溢して、トロトロになっている。
『ここがいいんだろ?』
そう言われて、自分のいいところを刺激してしまう。
成宮の声に操られてるみたいに、自分の体が動く。
「あっ、ぁ、や…ぁ…」
『ふっ、エロい声。』
成宮がそう言った時、ヴーッ、とバイブ音が聞こえる。
サーッと血の気が引いて、慌てて曲がり角を見る。
『…どうした?』
「今…誰か…」
人影は見えたけど、でも、こんな時間にこんなとこにいるなんて…誰だろう。
『誰かに見られたのか?』
「お前がっ…!こんなとこでしろっていうから…」
『でも、興奮してるんだろ?』
「っ…そんなこと…」
ない、とは言えない自分が嫌で仕方ない。
俺のモノは萎えてないし、それどころかさっきよりも硬くなってる気がする。
『ほら、続けろよ。』
低い声で命令されれば、俺は従うしかできなくなった。
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