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9話
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「俺もう帰るから、欲求不満なら風俗にでもいけば?
お前かっこいいからモテるんじゃない?俺はごめんだけどね」
内心ドキドキで今にも吐きそうだ
ヘタレではないけどあくまでクールな俺を演じる為だ
先ほど言葉で遮られて出れなかったが今度はこんなに言ったから大丈夫だろう
自信満々になり少し小走りになりながらコイツの横を通り抜け、ドアに手をかける
ホッ…
シュッ…
バァンッッ
「ッ…????!」
え、何が起こった???
俺の頬を掠れる手、
俺の真後ろにはアイツがいる
その両手はドアに
つまり、
逃げ場がない
う、後ろ向けねぇ…
「ねぇ、」
びくっ
「ッッ…」
耳元で囁かれる
「誰でもいいわけじゃないよ
俺は先輩がいいの」
「ふざけるな…!!」
俺は思いきり殴ろうとする
がしかし
「危ないですね、先輩高校生にもなって躾なってないね
教わらなかった?手出しちゃいけないって」
掴まれた手を振りほどこうとしたけど力が強すぎてびくともしない
「ッるさい…」
「反抗的な言葉と目
めちゃくちゃ興奮する」
神様、俺はどこで間違えたのでしょうか ─────。
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