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16話
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「なぁ、ほんとにやんなくちゃダメか?」
チラッと顔を見る
「うわぁ…今の顔クる」
………
「死んで」
「ひどくないですか?」
「お前が変なこと言うからだ」
「変なことって別に…」
はぁ…こいつ…凪斗と話すときりがない
「目閉じろ」
そういった瞬間
パァァァと効果音が付きそうな程の顔をした
わかりやす
「早くッ…」
「えー。ダメですか??」
「目閉じないとしないからな絶ッ対」
「もーわがまま」
「聴こえてるからな」
話終えると凪斗はワクワクした表情で目を閉じた
…。
……………………………。
こいつ目閉じてもイケメンとか
どーしたらこんな奴が産まれてくるんだろう
と考えていると
「まだですかー?」
と声がかかる
「ッ…分かってる」
軽く深呼吸をする
大丈夫
いつもキスなんてしてるじゃないか
意を決して
軽く凪斗のネクタイを引っ張る
そして
触れるようなキスをした ─────。
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