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36話
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ジュースを買おうと自販に寄り
何飲もうかと考えているけど
頭の片隅にはずっと手紙の事を考えていた
なぜだか
手紙が気になって仕方ない
翔大がいつにも増してあんな真面目になるし
まぁ、いつもは抱いてと直接言う子ばっかだし
俺がうまい感じに誘ってるのもあるけど
まぁ、手紙貰っても
律儀に名前書いてあるし……
これは初めてケースだった
「はぁ、、、」
「考え事?」
「まぁ、色々とな…って…うわっ」
声の方に顔だけ向けると
そこに居たのは凪斗だった
「久しぶりですねぇ…先輩?」
グルンと頭を自販に戻す
無視してジュースを買おうとする
「今度は見えないふり?」
と耳に吐息がかかる
「ッ…近い!離せっ」
「しー…静かにしないと気づかれちゃいますよ?」
と首からケツにかけて指でなぞられる
ピクっ
「何の…用だ」
「ふふっ…何ですかそれ…武士じゃないんですから」
「ッ…うるさいな!!」
凪斗の方へ向く
「本題言いますね…今日放課後一緒に帰りませんか?」
放課後…
「空いてない…
てかなんで帰らなきゃいけねぇの?」
「約束今日じゃないとダメなんですか?」
「人の話聞けや」
「ねぇ、一緒に帰りましょ?」
「は?」
コイツ…話が噛み合わない
「だから今日行かない方が良いって」
「何言ってんの?」
「セックスするの俺だけにしときなよ」
「何、抱かれにきたの?」
まぁ今日普段と同じなら
セックスするよな…今日はどうかな…
など考えていると
手を掴まれる
視線が凪斗と合う
「バーカ…アンタを抱き潰してやるんだよ」
コッチを見ながらニヤッと笑う
ドッ…と心臓の音が聞こえる
「~~~~~~ッ!?」
何今の…
ダメだこれ以上は
「~~~ッ!!とにかく無理だからもう関わるな!!」
凪斗を押し退け急いで教室に戻る
ポツンと取り残された凪斗は
「あ~あ…忠告したのに…」
と1人呟く
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