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41話
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「な…凪斗?」
目の前には凪斗が立っていて
「遅くなってすみません…」
「何で…」
「後で説明しますから、もう少しの辛抱です」
こっちに近づき凪斗がブレザーを脱ぎ
フワッと俺の肩にかける
凪斗の匂いだ…
「お前誰だよッ!!!!」
と、そいつは喚く
「は?お前こそ誰だよ
なに、俺の先輩に手出してんの?」
「ッ…」
ポキッと指を鳴らしながらそいつに近づいている
こわ…
誰だよ性格変わりすぎ
「俺はお前みたいに暴力で解決しようとは思ってねぇし」
「…?」
ピラっと凪斗はそいつに見せる
「ッ!?」
「これね、さっきお前が奏汰さんにしようとしてた事を写真に撮っておいたよ?紛れもない証拠だよね?
見られたらお前は退学どころか
強姦?警察行き確定じゃないの?これ
陽光?だっけそいつにも軽蔑され蔑まされ
一生陽光ってやつに
「もういいから!!!!」
後から凪斗に抱きつく
「先輩?」
「凪斗がそこまでしなくていいから」
「でも…」
「俺が悪い所もあったし」
「はぁ…そーいう事だから俺はもう何もしないけど
奏汰先輩に何かしたら俺が容赦しないから……」
「……」
「勘違しても困るけど次とかねぇからな」
「くっそ!!」
そう残してアイツは走っていく
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