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48話
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「なぁ、今さ1年の奴がカッコよすぎって噂らしいぞ」
翔大が俺の席に来て早々
そう言う
「そっ、で?」
何でか、ドキッとした
「塩対応すぎ…
まぁいいや何かこの前転入してきたとかで」
それって、
「何つったかな…ん~と、な、凪斗だ!」
「ふ〜ん」
まぁ、確かに顔は、顔だけは、カッコいいけど、
性格クソだってそう言ってやりてぇ…!!!!
「なぁなぁ!」
「んだよ…」
こいつのこの笑顔はろくでもないことを
考えてるに決まってる…絶対
「どんな奴か見てみたくねぇ?」
ほらな…
「知らねぇよ」
「何だよ…つまんないな!!!!」
「うるさい…」
こいつの声は頭に響くな…
はぁ…頭痛い
「もしかして奏汰!」
ガシッと肩を掴まれる
「凪斗って奴に嫉妬してるだろ???!」
「はぁ!?!??!」
「安心しろよ…お前もかっこいいから!」
なんでそうなるんだよ
てか
「俺がかっこいいのは知ってんだよ…ふざけんな嫉妬なんかしてねぇわ」
「じゃあ見に行こうぜ」
「いいぜ?」
はっ…
「うぇ~い!約束な!」
やられた
完全デジャブ……
「てめっ…」
「トイレ~~♪うんこ~~」
殴ろうとすると
それを見越してたのか翔大はスッとかわし、歌いながら行ってしまった
「もう授業始まるけど…?」
まぁ、いいか
その後、翔大が怒られたのは言うまでもない
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