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56話 凪斗side
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その日はクラスの女子が『食堂で食べよう』と
うるさく言うからしょうがなく食堂へ付き合った
わざとらしくご飯粒を付けてる女にブス、と思いつつ付いてるよ?っと声をかけて口へご飯粒を運ぶ
予想通り女子共と食堂でその光景を見た奴らも騒ぐ
一気に目線を感じるが
うるさ、と思いつつご飯を食べようとすると
1人、俺をずっと見ている人がいる
目が合うとすぐに逸らされてしまった
そんなすぐ逸らさなくても…って
「先輩…?」
ガヤガヤとした食堂の中で、
行き交う中で
1人ポツンと佇んでいる
あれは間違いなく奏汰先輩だ
無意識に呟いたと同時に
先輩は焦ったように
俺を背にしどこかへ行ってしまった
「どうしたの?」
と声をかけられるも俺は先輩の事でいっぱいだった
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