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58話 凪斗side
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これは先輩だろうか
「えへへ??」
そう言った人は先程の言動とは全く似てもつかない
奏汰先輩で
「…無視するな~~!!」
「すみません」
あの後学校を早退し俺の家に連れてきた
とりあえず服を脱がせ俺の服を着させる
相当無理をしてたようで体温計で測ると38度もあってお粥でも作ろうかと思ってると
いきなり声を掛けられ
ずっとこんな感じだ
「何ですか?」
「ぎゅーして?」
「ッ…」
「早く~~こっちきて」
先輩は起き上がり口を尖らせ両手を広げている
これは反則でしょ
「はいはい」
ギシッとベットが軋む
ぎゅっと抱きつくといきなり後ろへ引っ張られ
「うわっ」
そのままベットに倒される
「先輩?」
「冷たくて気持ち…」
っ…ホント分かってない
先輩はガッチリ俺の腹をホールドしたかと思うとすりすりと頭を寄せる
猫みたい…
「先輩?何か飲みます?」
「いらない…」
と言うと先輩はまたスゥスゥ寝息を立て始めた
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