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62話
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食欲がないとは言え
美味しすぎて数分で完食してしまった
「ご馳走様でした」
「お粗末さまです」
ふぅ…お腹いっぱい
フルーツゼリー美味しかったな
これから朝ご飯これにしよう
「先輩…」
「なに、、」
「はい」
カサッと手に何かを渡される
「?」
「薬です…飲んで下さい」
「え?!」
「とりあえず風邪薬と熱下げる薬飲んで下さい」
くっ、薬
プイッ
「先輩?」
「っ飲まなきゃだめか…?」
「え?先輩?」
「…」
「もしかして薬嫌いですか?」
「っ……」
そう、俺は薬が大の苦手だ
どれほど嫌いかと聞かれたらピーマン程苦手だ
ピーマンだぞ????!あのピーマン、、本当に
ピーマンと薬は大大大嫌いだ、本当に苦手だ
嫌いメーターで言ったらもうそれは、富士山のメートルを余裕で超えているいや、もう世界の1番高い山を超える程だ
なんて言っている場合じゃない
今は薬だ、これはもうどう回避するかにかかっている
「ほ〜ら、せんぱ〜い??」
「っ…」
あんなしょうもない事を
考えてたら声をかけられてしまった
絶対に飲みたくない
「先輩〜?飲まないと治らないですよ?」
「もう治ったから飲む必要は無い」
「先ぱ「ぜっっったい飲まない!!!!」
俺は叫び毛布を被った
至って俺は真剣だ
本当に真剣だ
何回でも言おう
真剣d((殴))
「っぷ…ふははっ…!あははっ!なにそれ…ははっ」
「なっ!笑うなっ!本当に嫌いなんだ!!」
と俺は毛布を被りながら凪斗に訴える
「先輩子供〜〜〜」
なんて意地悪な声色で言ってくる
絶対楽しんでるアイツめ
「俺はまだ子供だ」
「うわ、開き直った」
「うるさいやい!飲まない!俺は!」
「はぁ、もう分かりました
俺が降参しますから布団から出て下さい」
「本当だな?」
「先輩の頑固さには負けましたので、、」
「てめぇ…」
「ほら出てきて下さい…熱上がりますよ?」
「はぁ…」
モゾモゾと動き少しずつ毛布から顔を出す
「先輩が素直で良かったです」
なんて声を残して
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