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俺は後日の放課後、職員室にいる武ちゃんの所に来た
「おや、田所くん。決心はつきましたか?」
「はい。よろしくお願いします」
俺は入部届けを武ちゃんに渡した
「はい!こちらこそよろしくお願いしますね。これから烏野を一緒に強いチームにしていきましょう!」
「はい!」
「じゃぁ早速、一緒に体育館に行きましょうか」
俺は武ちゃんとバレー部員の特長なんかを聞きながら体育館に向かう
学校特有の鉄の扉を開けると中に居た全員がこちらを見た
「集合!」
武ちゃんの姿と見るとキャプテンが集合をかける
あれが烏野のキャプテン澤村大地
「皆さん!今日から田所くんがコーチとしてバレー部に入部してくれました!じゃぁ田所くん挨拶して」
「あ、はい。2-4田所綾斗です。コーチするとかそう言うのやったことありませんし、俺に何ができるかできるかはまだわかりません。が、俺にできることは何でもしますのでよろしくお願いします」
「綾斗!これからよろしくな!」
西谷が笑顔でこちらに親指を立てきた
「え、田所綾斗って」
俺より少し背の高い一年生らしき黒髪の奴が俺を食い入るように見つめながらそう言った
「なんだ?影山。綾斗のこと知ってるのか?」
その隣にいた田中が不思議そうな顔で俺と影山の顔を交互にみる
俺はこいつを知らないが、こいつは俺を知っている
その事実が俺には怖かった
「田所さんってU‐15のキャプテンでしたよね?月バレにもよく特集組まれてたましたよね?え?なんで烏野にいるんですか?中2以降まったく姿を見なくなったのはなんでなんでな「ちょっと影山くん、そんなに一気に質問しても田所くん困っちゃうから、まずは一旦落ち着いて」
「綾斗が誰だっていいじゃねーか!綾斗は綾斗だろっ!しゃっ練習しようぜ!」
「西谷の言うとおりだな。まずは練習だ、田所のことは練習のあとでにでもいいだろ。じゃっ練習始めるぞ」
「「「うっす」」」
澤村さんの一言で練習は再開された
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