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影山は現文を日向は英語で赤点を取った事を練習前に知った
「あれ?日向は英語?自信あったんじゃ」
蛍が持っている日向の英語の答案を見ながらスガさんが聞いた
「終了間際に解答欄が一個ずれてる事に気づいたみたいで」
「影山は現文か」
大地さんが影山の答案用紙を見ながらつぶやく
「今回、矢鱈と読解問題が多かったぽくて」
力が補足すると、旭さんも一緒になって覗いていた
「漢字は満点だすげー」
スガさんが日向と影山に声をかけた
「まぁあんまり落ち込むなよ遠征は今回だけじゃ
「どうやっていく。」」
「走るか」
「チャリだろ」
((((行く気だ))))
俺は蛍の背中を叩いて笑った
「綾斗さん。痛い」
「あ、ごめん。蛍」
「別にいいですケド」
田中が何やら赤点組みに吹き込んでいるようだ
蛍が着替え始めたので俺も着替え始める
「なに言ってるんですかね」
「よからぬ事だろ。馬鹿だから」
着替え終わったスガさんが俺たちの会話を聞いて笑った
「綾斗は2年に厳しいよな」
「そうですかねー?」
さっきまであっちで大地さんと話していたはずの力がスガさんの横に来ていた
「あーですよね。俺も思います」
「力うるさい」
「あはっ。ホントですね」
「おい蛍。お前だけは俺の味方だと思ってたのに」
蛍は満面の笑みで俺を見た
「僕はいつでも綾斗さんの味方じゃないですか」
蛍はホントみんなと居る時は意地悪だ
俺は蛍を睨みつけてこの話を終わらせることにする
「うわぁ睨みつけてるってより上目遣いって感じだな」
「ですねー」
「そこの2人!聞こえてるから!」
スガさんと力がにやっと笑う
「「聞こえるようにいってるから」」
みんな意地悪か。ちくしょう
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