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合宿開始
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週末、東京に向けて俺たちは出発した
乗り込む時、蛍に腕を掴まれた
「ん?蛍どうした?」
「綾斗さん。隣乗りません?」
「あー。俺、運転手の睡眠防止のために先生方の方に乗るから蛍は後ろで寝てな。明日着いたらすぐ練習なんだから」
「・・・わかりました」
しゅんとした蛍が可愛くて、先に車に乗って背が高くなった俺は上から蛍の頭を撫でる
「ツッキー、なんか顔赤くない?」
「山口うるさい」
山口が乗り込んできた事で俺は慌てて乗り込んだ
「くわぁー」
「でかい欠伸ですね。大丈夫ですか」
前の方に行くと鵜飼さんが大きな欠伸をして運転席にいた
「あー。事故ったらすまん」
「そうならないようにサポートしますよ」
「田所くんも無理しないで下さいね」
俺の隣に武ちゃんが座った
「大丈夫です。武ちゃんの時もちゃんとサポートしますよ」
「ありがとうございます」
武ちゃんはシートベルトを締めた
俺もそれに習い締める
「ところで、田所くんは今回リハビリの方は大丈夫なんですか?」
「今回はおやすみにしてもらいました。それに、俺、バレー少しやってもいいって許可が出たんです」
「本当ですか!やりましたね!田所くん」
「はい」
「だからって、あんま暴れすぎるなよ。本調子じゃないんだろ。綾斗、お前すぐ調子乗りそうだかな」
む、失礼な
「そうですね。せっかく治って動けるようになったのにすぐに動けなくなってしまったら勿体ないですもんね」
あーホントこの先生には勝てない
「はい。わかりました。気をつけます」
鵜飼さんは車のエンジンをかける
「全員乗ったかー?出発するぞ」
俺たちは東京に向かって出発した
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