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「お疲れ様でーす」
俺が入っていくとやっちゃんが声をかけてくれた
「あ、綾斗さん。どうしたんですか」
あ、みんなエプロン姿可愛い
「お疲れ、やっちゃん。手伝いにきたんだけど何かやる事ある?」
「え、あ、そんな手伝いなんて!!」
やっちゃんはぶんぶんと顔を振る
そんなに振ったら顔もげそう
「これも俺の仕事だからさ」
俺は清水先輩の方を見た
「清水先輩なにかありますか?」
清水先輩が少し考えた後に周りに聞く
「あ、じゃぁ。あとサラダ作るからキャベツお願いしてもいいかな」
「いいんじゃない?私らも今手空いてないし。時間ないし」
俺はジャージを脱いだ
「あ、サラダって生ですかね?」
俺は包丁を握る
「その予定だけど、どうしたの?」
「サラダ残す奴多いからちょっと考えがあるんですけど、俺に任せてもらってもいいですか」
「まぁ別にいいんじゃない?うちの木兎とか絶対残すし」
「確かに、せっかく切ってもいっつも残されるんだよね」
「じゃ、任せた」
他高のマネさんたちが了承してくれた
「ありがとうございます。と言っても大した事は出来ないんですけどね俺」
他高のマネさんの自己紹介が終わったその後は俺の話になった
「あれだよねー。赤葦が言ってたけどー、あ、うちの副キャプテンでセッターねー。綾斗くんって元スーパースター」
ま、この話になるよな。そりゃ
「あー。そんな事ないです。ただちょっといい舞台に居させてもらった事があるだけで」
俺は太目の千切りにしたキャベツをボイルしマヨネーズとツナ缶を入れまぜ塩コショウと砂糖で味を調える
「いやいやいや謙遜もそこまで来ると嫌味だから」
梟谷のマネさん積極的過ぎる
「そんなに綾斗くんをイジメないでもらるかな?」
清水先輩が間に入ってくれた
「はーい。ごめんね綾斗くん」
「あ、いえ」
俺は清水先輩の近くに行った
「すみません。ありがとうございます」
「いいよ。大地から言われてたんだ。詮索されてたら助けてやってって」
にこっと笑った清水先輩に危うく惚れそうだ
「あ、おいしいー」
「え、どれどれ」
雪絵さんが俺の作った物を味見するとそれをみんなで味見をする
しばらくすると練習を終えた野郎共がぞくぞくと食堂へとなだれ込んで来た
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