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side 及川徹
俺は取り合えず岩ちゃんを連れて部屋を出て居間に向かう
「おい及川。どこ行くんだよ」
「オレンジジュース取りに行くの!」
「来たこと、怒ってんのか」
「べつにっ!ぜーんぜん!これっぽっちもっ怒ってないよっ!」
「怒ってんじゃねーかよ」
そう言い岩ちゃんは俺の後を着いてきた
勝手知ってたる俺のうちを岩ちゃんは物色する
「でー、なんで連れてきたんだよ、田所綾斗。お前天才嫌いじゃなかったか?」
俺は買い物袋をあさった
まったく、来客用のお菓子なんてあけたら怒られるし、なんかあったかな
「嫌いだよっ!でも」
岩ちゃんは冷蔵庫をあけオレンジジュースと麦茶を取り出す
「岩ちゃん、考えてもみなよ。トリックスター、悪魔の頭脳とまで言われた策士の田所綾斗がコーチとして居るのに、烏野はあの変人速攻を除けば作戦は普通」
「まぁあの変人速攻以外は脅威ってほどではないな」
「おかしいと思ってさー。少なくても飛雄は、田所綾斗が立てた作戦に対応できるだけの能力は持っていたはずだし」
「お前が影山を認めるなんて珍しいな」
「ムカつくけどねっ!」
あ、これは食べても怒られないな。
俺はポテトチップスのり塩味とチョコスナックを持つ
「けどそれをしなかったのには何か考えがあるんじゃないかって事か」
「そ、あの可愛い顔してなに企んでるのか、化けの皮はがしてやるっ」
岩ちゃんはせんべいを取ると物色する手を止めた
「でも、ホント可愛い顔してるよなー。あれでちんこ着いてるなんて、想像つかねーわ」
「わかるよー岩ちゃん。でも、女の子に振り向いてもらえないからって」
岩ちゃんは高い棚を物色しチョコを取り出した
「岩ちゃん!それは駄目!!絶対駄目!!俺が怒られる!」
「怒られろ。くそ及川」
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