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拉致られました。3
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光と喋りながら歩いてるといつの間にか学校に着いた。
校門を通ると俺の苦手な奴が立っていた。
「おはよう、真尋くん。まだ君は生徒会に入る気は無いのかい?」
この人は生徒会長の渡辺 蒼太(ワタナベ ソウタ)先輩。
俺の事を生徒会に入れてこようとしている。
そして変な人
「おはようございます、渡辺先輩。俺は入りませんって何回も言っています。」
「残念だな、君を副会長にして、
俺の目の保養にしたいのだが…
君は俺と人生のパートナーになったらいいのに」
「ご冗談をよして下さい。
入る気もないし、パートナーにもなりません。」
「そんな君も好きだよ」
「では、ご機嫌よう」
と言って俺は早足でその場を立った。
「あの人ってアプローチすっごいよな。
って他の男も凄いけどさ。」
と光は苦笑して言った。
いや、怖いし、あの人すっごい苦手。
何がパートナーになれだよ。
しかもあの人セクハラしてくるし、正直嫌だ。
あ、流石に気付いたと思うけど、俺が通っているのは、
男子校。
父の昔からの友人だった人が此処の理事長で、
学費免除にしてくれると言ったので、
お言葉に甘えて入学する事にしたのだ。
そして光が言っていた様に、
何故かあの先輩といい他の男といい何故
俺に集まって来るんだろうか。
正直俺はカッコよくないし、
光見たいに筋肉が付きにくいし、肌は母譲りで白いし、
自分の顔だって普通だと思うんだが。
「なんで俺なんだよ」
っとぼそっと呟いた。
「イヤイヤ、おまえ無自覚だからわかんねーんだよ!」
「?」
「たく‼︎気を付けろよ」
っと言って光はスタスタと教室の方へ歩いて行った。
何を気を付ければいいんだよ
って思いながら光の後を追いかけた。
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