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どうも!俺は家政婦です 5
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あーたーらしーい朝が来た、ヘイ!
…ということで、新しい生活の一日であります‼︎
え?やけにテンション高いなって?
フッフッフッ、皆さん何故だと思います?
それは…
「フゥォおおおおおおおお!」
廊下の床磨きをしてるからさ!
うん、うざいよね、でも楽しいんだもん!
床磨きって磨くとツヤツヤして、これ、自分がこんなに綺麗にしたんだっていう達成感?
何かそれが感じれて、掃除が大好きなんだよねー
あ、料理も大好き!…何か本当に家政婦だな俺。
何とか床もピカピカにして、いま朝の六時半くらい。
白鳥さんが昨日細かく説明してくれた。
朝の七時半くらいに朝ごはんを食べる。
ここに住んでる人達は20人でたまにお客さんが泊まりにくるから、
その分の朝ごはんを作らなきゃいけない。
夜もそんな感じ。
昼は作って欲しい人だけ作る感じになっている。
朝ごはん何作ろう。
うーん…
和風にしようかな、だし巻き玉子に、お魚、漬け物、白米じゃなく玄米にして、味噌汁はシジミにしようかな。
そうと決まればキッチンにレッツラゴー!
「はよ、真尋姐さん。」
「あ、おはようございます!赤さん…
て、俺は姐さんじゃなくて家政婦です‼︎
ていうか赤さん、早いですね、どうしたんですか?」
「いや、早く起きて…暇だから何か手伝わせてくれないか?」
「あ、ありがとうございます。朝ごはんの準備をお手伝いしてもらってもいいですか?」
「おう!任しとけ‼︎」
と人懐っこい笑顔を向ける人は、赤 修二(アカ シュウジ)さん。
俺は赤さんって呼んでる。
赤さんは、俺の二個上。
高校中退して足立さんの所に入ったんだとか。
「てか、何で俺の事姐さん呼び何ですか?
俺は男です。」
「ん?だって若のオンナだろ?
男だろうが、女だろうが俺より上の人になるんだぞ?」
「お、俺は足立さんとそんな関係じゃないです‼︎」
「あれ、でも若が惚れたんだろ?
だったらきっと、真尋姐さんは惚れてしまうぜ?
だって若は昔っから真尋姐さんの事を愛してたから。」
「え?それってどういう…」
聞き返そうと思ったその時、
キッチンから爆発音が聞こえた。
俺はびっくりしたが、赤さんはまたかって顔をしていた。
急いで駆けつけると、
「え⁉︎…何してるんですか、白鳥さん。」
「ゴホッ、ゴホ。あ、おはようございます真尋さん。
今味噌汁を作ってたんです」
「え、」
鍋の中を見てみると、紫色の液体が…
こ、これは毒汁かな⁉︎
え?これ飲んだら天国行くやつだよね⁉︎
この時に白鳥さんキッチン禁止令ができたのであった。
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