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ゴールデンウィーク二日目 3
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「あ、足立さん、この状態は一体…」
「何って、デートに欠かせない事じゃ無いのか?」
そう、足立さんが向かったのは
観光スポットの本にオススメ!って書いてあった
アイスクリーム屋さんだった。
そして一つだけ買ってそれを一緒に食べようと言うのだ。
しかも、あーんって…
恥ずか死ぬはボケェ‼︎
何故だ俺よ‼︎何で「何でもいい」と言ったんだ‼︎
嫌な予感しかしなかったのに!
「早くしてくれ。顎疲れてきた」
「はっはい」
もう男として腹をくくるんだ!
修行だ、これは修行だ!
「あ、あーん…」
「あーん」
アイスをスプーンですくって足立さんの口に近づけると、
ぱくっと食べた。
「うん、美味しい」
本当に嬉しそうに笑うから、照れて足立さんから顔を少し逸らした。
流石イケメン。
こうやって女を虜にするんだな、畜生め。
恥ずかしかったけど、一緒に食べたアイスクリームは
とても美味しかった。
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