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ふっかーーつ‼︎‼︎ 2
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生地作って冷蔵庫で30分寝かせる。
終わったら生地伸ばして型を取って
オーブンに入れて焼く。
その間は今日の晩御飯の支度をする。
っと言ってももう何作るかは決まってるから、
野菜を切ってお肉も食べやすいサイズに切っておけば、
すぐ出来る。
野菜が切り終わるとオーブンが鳴ってクッキーが焼き上がった。
香ばしい香りと焼き上がりに上手くいったと心の中で
よっしゃ‼︎
とガッツポーズする。
まだ生地がたくさん残ってるからそれも型取ってまた焼く。
それを繰り返してると、匂いに釣られてぞろぞろと集まってきた。
「ま、真尋姉さん‼︎
お手伝いしますよ!てか、他邪魔だからどっか行って下さいよ!」
と赤さんが言うとみんながブーイング。
赤さんはぐいぐいみんなを押してキッチンから追い出す。
「真尋、何作ってるんだ?」
「おや、お菓子作っていたのですか。」
やっと人が居なくなったと思ったら目の前に足立さんと白鳥さんが。
oh…早速バレたぜ☆
しかも肉じゃがを見て足立さん嬉しそうにしてるし。
ちょっと可愛いんだけど
「あ、はい。光と約束したクッキーを…
皆さんも食べれるように多目に作ってしまって」
「食べてもよろしいですか?」
「はい!あでも、少し熱いと「あつっ」
って人が言ってるそばからっ!大丈夫ですか?」
「あ、あぁ」
急いで冷たい水で絞ったタオルを足立さんの手において冷やす。
「ちゃんと人の話は最後まで聞きましょう。
はい、口開けて下さい。」
足立さんは渋々口を開けて俺はその口の中に少しだけ冷めたクッキーを放り込んだ。
うまい…と子供のように喜んでくれたのが少し可愛くて、
ついこっちまで喜んでしまう。
全く世話の焼ける人なんですから。
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