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ヒートが治まってから
混乱しているような様子のその子に
夜中の出来事を説明する
するとその子は、少し伺う様な表情をして
その後すぐになにかに気づいたように
顔を上げて
「ぁ、、りが、と、、、ぅ、ござ、い、ます。」
とぎこちないが、心のこもったお礼を言われ
口元が緩む
そして俺は
その子に、このままでは不便だろうと
名前を聞いてみると
怯えているような
どちらかというと、戸惑っているような
そんな様子だったその子に
自分から名乗る
するとその子は少し安心したように
小さな声で『みつせ ましろ』と答える
名前を聞いて『ましろ』という響きがその子に
ピッタリのように思える
その子が少しだけ安心を見せて
名乗ってくれるから
俺は少しだけ嬉しくなって笑った
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