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──ボスン
「で?話は?」
リビングに入り秀は一人掛けのソファーに腰を
下ろして話を振り出す
「あぁ、人を拾ったんだよ
夜中に会社からの帰宅中に
Ωらしくて、ヒートを起こしていたから
道端に放っておく訳にも行かなくてな」
俺も斜め向かいのソファーに腰を下ろしながら
経緯を話す
察しのいい秀は焦れったいのだろう
「なるほどな。まぁ、経緯はわかった
けどだったら俺を呼ぶ必要はねぇだろ
さっさと全部話せ」
と急かしてくる
秀は医者だ
幼い頃からの幼馴染ということもあるが
若いのに腕がいいとも評判で
信頼している
「あぁ、実はその拾った子なんだけどな
、、体が痣だらけなんだ。
家に帰りついて、体が随分汚れていたから
拭こうと思った時に初めてよく見たんだが
最初、暗闇で見た時でもはっきりわかったよ
かなり酷いみたいでな、心配だから診て欲しい訳だ
熱もあるみたいだし。」
俺の話を聞くと秀の顔が曇った
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