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「秀?どうかしたのか?」
俺は呼びかけたが反応がなかったので
今度はぶつぶつ言い出した秀にもう一度呼びかける
「ぁ、いや、悪い、、気のせいだ何でもねぇ」
「え?」
あれだけ間をとっておいて秀があっさり
そんな事を言うので俺は首を傾げる
「チッ、なんでもねえって!
それより、ましろ君、早く診せろ。どこだ?」
「あぁ、寝室にいる」
秀が無理矢理な軌道修正をし
俺たちは寝室へ向かう
しかし、ドアの前にたった瞬間
「、、、っ、、、ぁ、、、ぅ」
微かに寝室の中から声が聞こえて立ち止まる
ましろ君起きたのか?
「おい?さっさと開けろ」
と秀に急かされる
「ぁ、あぁ。悪い」
──コンコン
「ましろ君、はいるよ?」
──ガチャ
「────っ!」
ドアを開け、中の状況を見て、俺は
早く気付いてあげられなかった自分を恨んだ
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