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寝室の扉を開けるとましろ君は苦しそうに
手を伸ばしベッドに倒れている
「ましろ君!?」
駆け寄り声をかけても返事はなく身体が震えている
「ましろ君!!!」
手を握ってもう一度呼びかける
握り返してくる手は強ばって力が入っている
「バカ落ち着け過呼吸だろ、俺達が慌てても仕方ねぇ
寝かせてコレで口もと抑えてやれ」
秀が近くにあったタオルケットを俺に手渡す
「さんきゅ、、
ごめんなましろ君、少し口元抑えるよ?」
俺はそっとましろ君の口元にタオルケットを
かぶせるようにして抑える
「ヒュー、ヒュ、、フ、フー、ゥゴホッ、、、ケホッ、フー」
「声掛けてやれ、浅く吸って深く吐けって」
秀の指示に従いながら声をかける
「あぁ、ましろ君、まずは吐いて、ゆっくり
急がなくていい、ゆっくり吐いて
そのあと少し吸って、吸いすぎたらダメだよ
少し吸ったらまた吐くんだ
ゆっくり、ゆっくりでいい、大丈夫だ。」
「フー、、、フー、、、、フゥ、、、、、、フゥ、、、ケホ、」
10分ほど経つとましろ君の呼吸が落ち着いて
握っている手も緩む
「ましろ君?大丈夫か?」
俺はましろ君の口元からタオルケットを離し
そして呼びかけた
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