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「じゃあ、まずは見えるところからね
、、、、、、。」
しゅういちろうさんが真剣な顔で俺の腕や
足を診てる
その手つきはとっても優しい
「なかなか酷いね
さらっと触れるだけで痛むんじゃないかな?」
「っ、、。」
しゅういちろうさんの顔を見てて
急にこっちを見たから
びっくりして声が出なくて
こくこく頷く
ホントはそんなに痛くない
、、、、痛いけど痛くない
慣れちゃったからちょっとなら我慢できる
「うーん、、、」
しゅういちろうさんの手が伸びてくる
──ビクッ、
「ぁ、、、」
「ごめんね急に手を出したりして
びっくりしたね、ちょっと触らせてな」
しゅういちろうさんは悪くないのに
謝ってくれる
「まだちょっと熱があるみたいだね
啓明、お前薬飲ませたか?」
俺のおでこに手を置いてから数秒
しゅういちろうさんがひなたさんに聞く
「いや、風邪なんてなかなか引かないからな
冷却シートは眠気覚ましで使うから
それを貼っただけで薬は何も
あぁ、抑制剤は飲ませたな、、」
ひなたさんはその質問に答える
抑制剤のことを思い出して顔が熱くなる
「ん?ましろ君熱上がったかな
顔が赤い、大丈夫かな?」
しゅういちろうさんが聞いてくる
けど俺は本当のことなんて恥ずかしくて
言えないから頷くだけしかできなかった
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