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broken heart
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「んーと。とりあえず、今月と来月の予定は決まってるよ。それ以降は、ボチボチかな…」
今は7月上旬。
来月ってことは…夏休み中か。
「そっか。じゃあ、7月の予定教えてくんない?細かくなくていいから。この日とこの日は仕事。みたいな感じで。」
「ちょっと待って…」
そう言うと、三浦は自分のカバンをごそごそとあさりだした。
俺も、スケジュール帳の7月のページを開きペンも出す。
準備万端。
「えっと…」
スケジュール帳に目を落とす三浦。
睫毛も長いんだな…
カンペキじゃん。くそ。
気付いたら、じーっと見つめていた。
「せんせー?」
「っっ?!」
いきなり目が合ってビックリする。
やば。何やってんの、俺。
「ごめん、ボケーっとしてた。」
「ふふっ。大丈夫?暑さでやられた?」
「大丈夫。悪い、続けて。」
そう言うと三浦は、仕事の日とその時間を教えてくれた。
俺は、自分のガラッガラのスケジュール帳にそれを記入する。
「ん。そんなもん。急に仕事が入んない限りはね。」
ふぅー。とため息をついたのは、三浦だった。
「ありがと。んーと、1、2、3…7日か。これって多いほうなの?」
「うん。夏休み前だし、雑誌とか特集が多いから。俺、そこまで力入れてないし。普段は多くても月に5日くらい。」
「そっか。」
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