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broken heart
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ミーンミーンミーン
あぁ…うるさい。
「さっきも言ったでしょ?ちやほやされて頑張ってって言われて。ずーっと今までの先生もそう。俺のこと特別扱い。テストで悪くってもほかの人みたいに怒らないし、三浦くんはモデルに専念して。っていう先生までいた。だから先生みたいに、俺の気持ち考えてくれた人初めて。」
「そ、そっか…」
褒められてる…んだよな?
「ホントはクラスのやつもあんま好きじゃない」
「はぁー?」
「あ、近藤洸平は別。洸は、幼馴染みだし、俺のこともちゃんと分かってくれるから。」
「そうだったのか…まぁ、お前はえらいと思うよ」
「え?」
「嫌いって言いながらも、そういうの顔に出してないし。表面上かもしんないけど上手くやってんじゃん」
「あははははっ!あーもー、ほんとおかしい。先生とは違うんだから。」
「あ?」
「いーのいーの!先生、ありがと!また面談して!」
「それは別にいいけど…」
「あ!あと!放課後覚えてろよってなに?」
「あっ!お前っ!」
すっかり忘れてた!!!
「あのな、可愛いって言うな!それとLiNEとか教えるか!普通!」
「えぇーいいじゃん!」
なにがいいじゃんだよ!
「お前だって、特別扱い嫌なんだろ?だから特定の生徒に教えるなんて無理でーす」
「えぇー意地悪だなぁー」
男がほっぺた膨らましたって可愛いくねぇぞ…
って言おうとしたけど、
ちょっと可愛い…くそ!
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